しかし、驚くには及ばない。サタンも光の天使に擬装するのだから。
しかし、たといわたしたちであろうと、天からの御使であろうと、わたしたちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その人はのろわるべきである。
そうするのは、サタンに欺かれることのないためである。わたしたちは、彼の策略を知らないわけではない。
ただ恐れるのは、エバがへびの悪巧みで誘惑されたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する純情と貞操とを失いはしないかということである。
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。
わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。
光のうちにある聖徒たちの特権にあずかるに足る者とならせて下さった父なる神に、感謝することである。
神は、わたしたちをやみの力から救い出して、その愛する御子の支配下に移して下さった。